両存(読み)りょうそん

精選版 日本国語大辞典 「両存」の意味・読み・例文・類語

りょう‐そん リャウ‥【両存】

〘名〙 両方ともに存在すること。また、両方とも存在させておくこと。
三代格‐一・貞観格序(869)「事有両存、頗渉重搆、不以為一レ例」 〔呉志‐諸葛恪伝〕

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デジタル大辞泉 「両存」の意味・読み・例文・類語

りょう‐そん〔リヤウ‐〕【両存】

両方ともに存在すること。また、両方とも存在させておくこと。

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普及版 字通 「両存」の読み・字形・画数・意味

【両存】りよう(りやう)そん

ともに存する。〔顔氏家訓文章古人は、宏材氣。~今世は律諧靡(かいび)。~宜しく古の製裁(作りかた)を以て本と爲し、今の辭を末と爲すべきも、竝びに須(すべか)らく兩存して、すべからず。

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