世話を病む（読み）セワヲヤム

デジタル大辞泉「世話を病む」の意味・読み・例文・類語

他人のために世話をやき、ひどく苦労する。
「―・んで病み死にの母様かかさまの恩をはや忘れ」〈浄・生玉心中〉

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人のめんどうをみて、ひどく苦労する。自身が病むほど、心をかけて深く世話をする。

※浄瑠璃・長町女腹切（1712頃）下「大じの甥をつれ合に見かぎらするが口おしい、此せわやむも大せつさ」

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