世界教会運動(読み)せかいきょうかいうんどう

精選版 日本国語大辞典 「世界教会運動」の意味・読み・例文・類語

せかいきょうかい‐うんどう セカイケウクヮイ‥【世界教会運動】

〘名〙 プロテスタント各派の極端な分裂分派に対し、一九二〇年以後起こった、キリストの愛による教派を超えた連帯の必要を主張した運動。これにより各派の世界連合会議が成立し、さらに教会一致運動へと発展した。一九四八年、世界教会協議会(WCC)を結成エキュメニカル運動

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デジタル大辞泉 「世界教会運動」の意味・読み・例文・類語

せかいきょうかい‐うんどう〔セカイケウクワイ‐〕【世界教会運動】

キリスト教諸教派の相互理解と宣教における協力目的とする全世界的運動。その歴史的背景長いが、現在は1948年に結成された世界教会協議会(WCC)を中心に推進されている。エキュメニカルムーブメント

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百科事典マイペディア 「世界教会運動」の意味・わかりやすい解説

世界教会運動【せかいきょうかいうんどう】

教会合同

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「世界教会運動」の意味・わかりやすい解説

世界教会運動
せかいきょうかいうんどう

エキュメニズム」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の世界教会運動の言及

【教会合同】より

…唯一の聖なる教会を目ざすキリスト教の統一運動。とくに20世紀になってプロテスタント諸教会によって始められ,その後,カトリック教会,東方正教会などの参画を得て進められている現代の統一運動はエキュメニズムecumenism(世界教会運動)と呼ばれる。 世界の大宗教のうちキリスト教ほど異端と分派が多数生まれ,それが政治的,社会的な抗争につながった宗教はないといってよい。…

※「世界教会運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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