世界大百科事典(旧版)内の世界平和アピール七人委員会の言及
【下中弥三郎】より
…農民運動にも深い理解を示したが,その思想はアナーキズムや農本主義に支えられており,30年代には国家社会主義の立場に立って戦争に協力した。そのために第2次大戦後は占領軍によって公職から追放されたが,解除後は平和運動や世界連邦運動を積極的に推進し,55年には湯川秀樹らと世界平和アピール七人委員会を結成した。57年日本書籍出版協会初代会長に就任,また出版文化の国際交流に果たした役割も大きい。…
※「世界平和アピール七人委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」