世を捨てる(読み)よをすてる

精選版 日本国語大辞典 「世を捨てる」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を 捨(す)てる

世間からのがれる。俗世を捨てる。隠遁(いんとん)または出家する。世をのがれる。
古今(905‐914)雑下・九五六「世をすてて山に入る人山にても猶うき時はいづち行くらん凡河内躬恒〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「世を捨てる」の意味・読み・例文・類語

・てる

俗世間から離れて暮らす。隠遁いんとんする。また、出家する。「―・てて仏門に入る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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