不躾・無躾・不仕付(読み)ぶしつけ

精選版 日本国語大辞典 「不躾・無躾・不仕付」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐しつけ【不躾・無躾・不仕付】

〘名〙 (形動) しつけのないこと。無作法であること。あけすけ、または突然で礼を欠くこと。また、そのさま。無礼。失礼
今川大双紙(15C前)酒に付て式法の事「酌取は盞さぐるにおしてもらぬ事也。出家も侍もおしてもる事。ひけふぶしつけ也」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一〇「そんなことがまさか無躾(ブシツケ)に聞かれるもんですか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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