不起(読み)フキ

デジタル大辞泉 「不起」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不起】

病気などが治らず、死ぬまで起き上がれないこと。
「―の病いにかかりぬ」〈一葉・やみ夜〉

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精選版 日本国語大辞典 「不起」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不起】

〘名〙 (再び起(た)たないの意から) 病気などが治らず、死ぬまで起き上がれないこと。
※やみ夜(1895)〈樋口一葉〉三「不起の病ひにかかりぬ」 〔春秋公羊伝‐荘公三二年〕

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