不見(読み)みず

精選版 日本国語大辞典 「不見」の意味・読み・例文・類語

み‐ず【不見】

〘名〙 「みずてん(不見転)②」の略。
※家(1910‐11)〈島崎藤村〉下「そりゃ芸者にもいろいろあります。ミズ階級も有ります」

ふ‐けん【不見】

〘名〙 見ないこと。見ていないこと。
正法眼蔵(1231‐53)山水経「山をみる眼目あらざる人は、不覚、不知、不見、不聞、這箇道理なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android