不臣(読み)ふしん

精選版 日本国語大辞典 「不臣」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しん【不臣】

〘名〙 臣下としての道にそむくこと。君主に反抗すること。また、不忠の臣。
太平記(14C後)三〇「臣不臣の罪を謝して、勅免を蒙むる可き由申入るる処に」 〔史記‐秦二世皇帝本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「不臣」の読み・字形・画数・意味

【不臣】ふしん

臣たらず、臣下の道にそむく。

字通「不」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android