不縁(読み)ふえん

精選版 日本国語大辞典 「不縁」の意味・読み・例文・類語

ふ‐えん【不縁】

〘名〙
① 縁が切れること。夫婦養子などの縁組がこわれること。離縁
浮世草子世間娘容気(1717)六「何となくふ縁(エン)よしにて、穏便に戻されければ」
② 縁組がまとまらないこと。縁がないこと。
※盤珪仏智弘済禅師御示聞書(1688‐1704頃)上「不縁でお目にかからなんだか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「不縁」の意味・読み・例文・類語

ふ‐えん【不縁】

夫婦・養子などの縁組が切れること。離縁になること。「釣り合わぬは不縁もと
縁組がまとまらないこと。縁のないこと。「見合いの相手不縁になる」
[類語]離婚離別破婚離縁破局破鏡三下り半別れる暇を出す暇をやる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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