不浄観(読み)ふじょうかん

精選版 日本国語大辞典 「不浄観」の意味・読み・例文・類語

ふじょう‐かん フジャウクヮン【不浄観】

〘名〙 仏語観法一つ修行者執着心を除くために、肉体の死んで亡びゆくさまを観察し、その不浄を悟ること。
※百座法談(1110)三月一日「不浄観する仰いできたりて、毒いがをるところにいたりてとふに」 〔倶舎論‐一〇〕

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