不断香(読み)ふだんこう

精選版 日本国語大辞典 「不断香」の意味・読み・例文・類語

ふだん‐こう ‥カウ【不断香】

〘名〙 昼夜絶え間なく香をたくこと。仏前などに香をたき続けること。また、その香。不断の香。
参天台五台山記(1072‐73)五「焼沈檀香日本不断香
今昔(1120頃か)二〇「不断香の香、奄の内に満ち」

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デジタル大辞泉 「不断香」の意味・読み・例文・類語

ふだん‐こう〔‐カウ〕【不断香】

昼夜絶え間なく香をたきつづけること。また、その香。
「―の煙みちたり」〈宇治拾遺・一三〉

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