デジタル大辞泉 「不安障害」の意味・読み・例文・類語 ふあん‐しょうがい〔‐シヤウガイ〕【不安障害】 不安が強く長く、あるいは頻繁に起こるようになり、不安による発汗・動悸どうき・胸痛・頭痛・めまい・不眠・下痢などのさまざまな身体症状が通常の限度を超えて現れ、日常生活に支障をきたす状態になること。社交不安障害・全般性不安障害・パニック障害・心的外傷後ストレス症候群(PTSD)などが含まれる。薬物療法や認知行動療法などによる治療が行われる。不安症。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「不安障害」の解説 不安障害 不安や恐怖などの不快な感情が異常に高まり、生活に支障をきたす精神疾患の総称。かつて「神経症」「不安神経症」と言われたもので、現在は「不安症」とも言う。不安や恐怖などの対象及びその現れ方は様々で、症状により「パニック障害」「社交不安障害」「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」「閉所恐怖症」「先端恐怖症」などに分類される。精神的苦痛に加え、発汗・動悸・めまい・不眠・腹痛などの身体症状を多く併発する。治療法には、薬物療法、心理療法などが用いられる。 (2017-2-16) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報