不動法(読み)フドウホウ

デジタル大辞泉 「不動法」の意味・読み・例文・類語

ふどう‐ほう〔‐ホフ〕【不動法】

不動明王本尊として、除病・延命のために行う修法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不動法」の意味・読み・例文・類語

ふどう‐ほう ‥ホフ【不動法】

〘名〙 仏語密教の修法の一つ不動明王を本尊として行なう修法。主として除病、延寿息災法として修する。延喜七年(九〇七)春、悪疫を除くために豊楽院で修したのが始めという。不動の法。
権記‐長保二年(1000)正月三日「自明日限十ケ日夜、〈略〉可修不動法之由」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android