下柿野村(読み)しもがきのむら

日本歴史地名大系 「下柿野村」の解説

下柿野村
しもがきのむら

[現在地名]浦川原村下柿野

保倉ほくら川支流柿野川の上流右岸に位置し、北は上柿野村に接し、西は山を隔てて杉坪すぎつぼ村、東は川を挟んで大栃山おおどちやま村。古くは上柿野村と一村で柿野村といわれた。天和三年郷帳では高二六石三斗余、うち山高八斗一升七合・漆高一石七斗三升、反別田一町三反余・畑屋敷一町三反余・山林三町九反余、漆木一七三本。元禄郷帳には上柿野村枝郷とある。明和年間(一七六四―七二)と思われる山里蝋実穂村別帳(国立史料館蔵)では定納の山蝋実三合・里蝋穂六貫四五〇匁のほか、臨時納として里蝋穂四三〇匁を吉木よしき(現新井市)の蝋点所へ納める。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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