精選版 日本国語大辞典 「下回・下廻」の意味・読み・例文・類語
した‐まわり ‥まはり【下回・下廻】
〘名〙
① =したばたらき(下働)①
※玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉八「近い頃越して来た少(わか)い夫婦が居るが、何か植木屋の下まはりだって」
② =したばたらき(下働)②
④ ものの下部。下の構造。
※われから(1896)〈樋口一葉〉一一「安さんは下廻(シタマハ)りを頼みます、私はも一度此処を拭いて」
※玉田文書「古船之儀に候へば、釘切離れ、下廻り損申候」
した‐まわ・る ‥まはる【下回・下廻】
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