下の心(読み)したのこころ

精選版 日本国語大辞典 「下の心」の意味・読み・例文・類語

した【下】 の 心(こころ)

内々の心。内心。本心。腹のなか
躬恒集(924頃)「うはせ川したのこころも知らなくに深くも人の頼まるるかな」
源氏(1001‐14頃)柏木「年ごろ、したの心こそねむごろに、深くもなかりしか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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