上肝川村(読み)かみきもがわむら

日本歴史地名大系 「上肝川村」の解説

上肝川村
かみきもがわむら

[現在地名]猪名川町肝川

下肝川村南西に位置し、肝川上流域にあたる。中世多田ただ庄に含まれ、下肝川村とともに肝河きもかわ村を構成。慶長国絵図・正保郷帳の段階ではまだ分立していないが、天和三年(一六八三)頃の摂津国御料私領村高帳には上肝川村がみえ、高四二石余。領主変遷広根ひろね村と同様と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android