上祖師ヶ谷村(読み)かみそしがやむら

日本歴史地名大系 「上祖師ヶ谷村」の解説

上祖師ヶ谷村
かみそしがやむら

[現在地名]世田谷区上祖師谷かみそしがや一―七丁目・給田きゆうでん一―二丁目・粕谷かすや三丁目・祖師谷そしがや三丁目・同五―六丁目・成城せいじよう一―二丁目・同六丁目・同九丁目・きぬた七―八丁目

烏山からすやま村・給田村の南にある。多摩郡に属する。南の下祖師ヶ谷村内に飛地が三ヵ所あり、また同村の南に細長い飛地がある。上仙川かみせんがわ用水が給田村から入り下祖師ヶ谷村へ流れ、甲州道中の裏道である青山道(滝坂道)がほぼ東西に横切る。もともとは下祖師ヶ谷村と一村をなしていたが、正保(一六四四―四八)から元禄(一六八八―一七〇四)の間に二村に分れた。田園簿に祖師ヶ谷村とみえ、田九〇石余・畑三三石余、旗本松風領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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