上矢(読み)ウワヤ

デジタル大辞泉 「上矢」の意味・読み・例文・類語

うわ‐や〔うは‐〕【上矢】

上差うわざしに使う、鏑矢かぶらや
「―を抜き、願書にとり具して、大菩薩御宝殿にこそ納めけれ」〈平家・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上矢」の意味・読み・例文・類語

うわ‐や うは‥【上矢】

〘名〙 箙(えびら)に盛る上差(うわざし)に用いた鏑矢(かぶらや)
※平家(13C前)七「うは矢をぬき、願書にとり具して、大菩薩の御宝殿にこそおさめけれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android