上杉朝定(読み)うえすぎともさだ

精選版 日本国語大辞典 「上杉朝定」の意味・読み・例文・類語

うえすぎ‐ともさだ【上杉朝定】

[一] 南北朝時代の武将。丹後守護。重顕の子。足利尊氏と直義との対立を仲裁したが、のち直義に従って信濃国に没す。元亨元~文和元=正平七年(一三二一‐五二
[二] 室町後期の武将。法名了念正栄。武蔵河越城主。朝興の子。北条氏綱・氏康と戦い敗死。扇谷(おうぎがやつ)上杉氏最後の武将。大永五~天文一五年(一五二五‐四六

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