上方商人(読み)かみがたしょうにん

世界大百科事典(旧版)内の上方商人の言及

【上方】より

…経済的には上方は全国市場のなかで,生産,流通の中心であり,江戸経済の重要な支えをなしていた。上方商人が江戸出店をもつことも多かったのである。文化でも,独特の風をもち,上方歌とよばれた地唄をはじめ,浮世絵,浄瑠璃などでは上方絵,上方浄瑠璃として江戸のそれに対して区別されている。…

※「上方商人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」