上居合村(読み)かみいあわせむら

日本歴史地名大系 「上居合村」の解説

上居合村
かみいあわせむら

[現在地名]会津若松市一箕町鶴賀いつきまちつるが鶴賀町つるがまち居合町いあわせまち堤町つつみまち

大寺おおてら街道の西側に並び、西は下柳原しもやなぎはら村、南は郷原ごうのはら村、北は下居合村。上下に分れる以前は居合村で、中世末頃居合村の南部を区分して上居合村となったといわれる。永禄一〇年(一五六七)一〇月九日の諏訪神社上葺棟札(会津旧事雑考)に「一之関井合御免許守護不入」とあり、蘆名盛興が花押を据えており、諏訪神社領であったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android