上尻毛村(読み)かみしつけむら

日本歴史地名大系 「上尻毛村」の解説

上尻毛村
かみしつけむら

[現在地名]岐阜市上尻毛・上尻毛日吉かみしつけひよし上尻毛八幡かみしつけはちまん尻毛しつけ

川部かわべ村の北に位置し、東は木田きだ村、北は東改田ひがしかいでん村、北・西は西改田村。郷帳類には尻毛村として把握され、もとは南東方の下尻毛村と一村であった。支郷諸越もろこしが村南西にある。古代東山道に沿うとされ、江戸時代巡見使通行の折、御水茶屋がかかった「左り清水」があった。領主の変遷は川部村と同じ。明和八年(一七七一)の村明細帳によれば高一七〇石余、田一一〇石余・一〇町二反余、畑六〇石余・七町四反余、新開高一〇石余・一町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android