上り詰める(読み)ノボリツメル

デジタル大辞泉 「上り詰める」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐つ・める【上り詰める/登り詰める】

[動マ下一][文]のぼりつ・む[マ下二]
のぼれるだけのぼる。登っていっていちばん上まで達する。「長い坂を―・める」「出世階段を―・める」
ひどく夢中になる。のぼせあがる。
「―・めたる客共には、望みに任せ誓紙も書いてやる由」〈浮・禁短気・一〉
[類語]のぼ上がる上昇立ち上がる立ちのぼる這い上がるよじ登る駆け上がる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android