三組(読み)みつぐみ

精選版 日本国語大辞典 「三組」の意味・読み・例文・類語

みつ‐ぐみ【三組】

〘名〙
三つで一組のもの。三つを組み合わせて一揃いとしたもの。
狂歌卜養狂歌集(1681頃)「たまはりし木地三つくみのぬりものはうるしいうるしいかたちうけない」
② 三つのものを一つに組むこと。また、そのもの。みつあわせ。
青年(1910‐11)〈森鴎外〉一四「廂髪の末を、三組(ミツグミ)のお下げにしてゐる」
※雑俳・柳多留‐七(1772)「からかったうへで三ツ組かしてやり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android