三径・三逕(読み)さんけい

精選版 日本国語大辞典 「三径・三逕」の意味・読み・例文・類語

さん‐けい【三径・三逕】

〘名〙 (漢の蒋詡(しょうく)が庭に三すじの小道を作り、松・菊・竹をそれぞれの小道に植えたという故事から) 庭園内の三すじのこみち。転じて、隠者門庭、または、住居
※凌雲集(814)田家菅原清公〉「結菴居三径、灌園養一生」 〔陶潜‐帰去来辞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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