三呼(読み)さんこ

精選版 日本国語大辞典 「三呼」の意味・読み・例文・類語

さん‐こ【三呼】

〘名〙 三たび呼ぶこと。特に天子の賀を祝して万歳を三たび叫ぶこと。山呼。
愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩波濤「吾実に大日本帝国のために、万歳を三呼(さんコ)せずんばあらず」 〔春秋左伝‐昭公一七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「三呼」の意味・読み・例文・類語

さん‐こ【三呼】

[名](スル)三たび声に出して言うこと。「万歳ばんざい三呼する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android