三吟(読み)サンギン

デジタル大辞泉 「三吟」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぎん【三吟】

連歌・連句を三人で付け合って詠むこと。また、その作品。→独吟両吟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三吟」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぎん【三吟】

〘名〙 連歌や俳諧などの一巻を三人の連衆で詠作すること。また、その作品。宗祇肖柏宗長の三人による「水無瀬三吟」「湯山三吟」などは代表的なもの。独吟、両吟に対していう。
※許六宛芭蕉書簡‐元祿六年(1693)一〇月九日「保生佐太夫三吟に、老の名の有共しらで四十から」

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