百科事典マイペディア 「三博士の参拝」の意味・わかりやすい解説
三博士の参拝【さんはかせのさんぱい】
→関連項目シバの女王|ボッティチェリ|マギ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…現在では日本をはじめ多くの国で,1月6日ではなく,1月2日以後の最初の日曜日に公現祭を祝う教会が多い。公現(顕現)とは元来キリストが公に人々に現れたことをいうが,公現祭の場合,とくに東方からの3人の博士(マギ)がエルサレムにキリストを拝みに来たできごと(三博士の参拝)が記念される。【土屋 吉正】。…
…シバの女王は中世以降,美術にあらわされる。特にソロモン訪問の場面は,三博士の参拝と結びつけて,写本画や教会堂装飾などに描かれた。イタリア・ルネサンスでは,ギベルティの《天国の門》浮彫(1437)や,ラファエロのバチカン宮殿フレスコ画(1517‐19)などにソロモン訪問の場面が見られ,女王が帰路につく場面を描いたクロード・ロランの《シバの女王の船出》(1648)も知られる。…
…アケメネス朝ペルシア史上では,王弟を詐称して王位を簒奪したマグ(マゴス)のガウマータGaumātaをダレイオス1世が殺害して王位に就いた事件が記録されている。マギはギリシアの伝承では神秘な宗教知識の所有者とみなされ,《マタイによる福音書》(2:1以下)の伝える,イエス降誕を予知した東方の三博士(《共同訳聖書》では〈占星術の学者たち〉)の話(三博士の参拝)は,このような伝統に基づく。なお,マジックmagic(魔術,呪術,奇術)はこの語を語源とするものである。…
※「三博士の参拝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...