三五の十八(読み)さんごのじゅうはち

精選版 日本国語大辞典 「三五の十八」の意味・読み・例文・類語

さんご【三五】 の 十八(じゅうはち)

(三と五の積は正しくは一五であるところから) 計画予想が外れること。商売上見込みが、実際とは合わないこと。三五二十五
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第二五「花ちれば三五の十八走り算 とる者がない家桜山」

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デジタル大辞泉 「三五の十八」の意味・読み・例文・類語

三五さんご十八じゅうはち

《3と5の積は15であるのを、18と誤る意から》計算や見込みを誤ること。
「若き人には―、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉

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