万掛帳・万懸帳(読み)よろずかけちょう

精選版 日本国語大辞典 「万掛帳・万懸帳」の意味・読み・例文・類語

よろず‐かけちょう よろづかけチャウ【万掛帳・万懸帳】

〘名〙 掛売品物とその代金などをすべて記入しておく掛帳
浮世草子好色一代男(1682)三「内証は挑灯(てうちん)程な火がふって、大晦日の空おそろしく、万懸帳(よろづカケチャウ)埒明ず屋の、世之介としかられながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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