万壑(読み)ばんがく

精選版 日本国語大辞典 「万壑」の意味・読み・例文・類語

ばん‐がく【万壑】

〘名〙 多く渓谷
経国集(827)一〇・和良将軍題瀑布下蘭若簡清大夫之作〈源弘〉「涌珠飛釜分万壑、連波灑落成一川」 〔王維‐送梓川李使君詩〕

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普及版 字通 「万壑」の読み・字形・画数・意味

【万壑】ばんがく

多くの谷。元・趙孟〔浙江杭州、霊隠寺楹聯 洞、風回(めぐ)り 壑の濤、氣になり 鷲峰雲斂(をさ)まり 千年の桂湖光に印す

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