七言律詩(読み)しちごんりっし

精選版 日本国語大辞典 「七言律詩」の意味・読み・例文・類語

しちごん‐りっし【七言律詩】

〘名〙 漢詩体の一つ七言八句からなる近体詩。第三と第四の句、第五と第六の句が対句(ついく)となり、偶数句の末字が押韻するほか、通常第一句の末字も押韻する。七言律七律
随筆・折たく柴の記(1716頃)上「その年の十一月の比(ころ)、冬景即事を七言律詩に賦しなしたり」 〔滄浪詩話詩法

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デジタル大辞泉 「七言律詩」の意味・読み・例文・類語

しちごん‐りっし【七言律詩】

漢詩で、七言の句が8句からなる近体詩。七言律。七律。→律詩

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「七言律詩」の意味・わかりやすい解説

七言律詩
しちごんりっし

律詩

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