七時分(読み)ななつじぶん

精選版 日本国語大辞典 「七時分」の意味・読み・例文・類語

ななつ‐じぶん【七時分】

〘名〙
① 午前または午後の四時頃。七つごろ。
三河物語(1626頃)一「七つ時分寄(より)(いく)、暮相に成ければ」
② (形動) (午後の四時頃の意から) 古くなって処分すべき頃合。また転じて、古くなったもの。盛りをすぎ、色あせたもの。また、そのさま。特に衣服についていう。七つ下り七つ過ぎ七つ半。七つごろ。
※雑俳・川柳評万句合‐明和八(1771)信三「此鯛は七つ時分とおして見る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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