七坊主(読み)ななつぼうず

精選版 日本国語大辞典 「七坊主」の意味・読み・例文・類語

ななつ‐ぼうず ‥バウズ【七坊主】

〘名〙 江戸の芝増上寺の所化寮から毎夕七つ時(午後四時)頃に、一〇人または二〇人ずつ一組になって市中に出、点灯頃まで拍子木を打ち鳴らしながら托鉢して歩いた僧の一隊。また、その僧。七つ坊。
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)五立小幕「西念七つ坊主(バウズ)の拵へにて、黒い頭巾をかむり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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