一調鼓(読み)いっちょうつづみ

精選版 日本国語大辞典 「一調鼓」の意味・読み・例文・類語

いっちょう‐つづみ イッテウ‥【一調鼓】

〘名〙 鼓(大鼓または小鼓一丁謡曲独吟を囃(はや)すこと。
浮世草子・本朝桜陰比事(1689)二「小鼓(こつつみ)をめされ、爰はそれがしが一挺鼓(イッテウツヅミ)にて此公事を聞べし。今の先をうたへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android