一種一瓶(読み)いっしゅいっぺい

精選版 日本国語大辞典 「一種一瓶」の意味・読み・例文・類語

いっしゅ‐いっぺい【一種一瓶】

〘名〙 (「一種」はひといろの肴(さかな)、「一瓶」は一本のとっくりの酒) 一瓶の酒と一種の肴。転じて、酒と肴を一種ずつ持ち寄るような、簡単な酒宴一種物(いっすもの)
吾妻鏡‐建久二年(1191)九月二一日「各相具一種一瓶於浜献之」

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デジタル大辞泉 「一種一瓶」の意味・読み・例文・類語

いっしゅ‐いっぺい【一種一瓶】

一種のさかなと一瓶の酒。また、簡単な酒宴。一種物いっすもの
「酒出ださせ、―にて祝ふべしと仰せければ」〈信長記・一〉

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