一波纔かに動いて万波随う(読み)イッパワズカニウゴイテマンパシタガウ

デジタル大辞泉 の解説

一波いっぱわずかにうごいて万波まんぱしたが

一つ事件影響が多方面に及ぶことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

いっぱ【一波】 纔(わず)かに動(うご)いて万波(まんぱ)(したが)

一つの事件が起きたために、影響が諸方面に及ぶ。事件が小さくても、その影響力の大きいことのたとえにいう。〔冷斎夜話‐船子和尚偈〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android