一樗蒲(読み)ひとちょぼ

精選版 日本国語大辞典 「一樗蒲」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ちょぼ【一樗蒲】

〘名〙 賽(さい)の目の数の和で、二一の数。のち二〇をもいう。白魚を売買する単位であった。
※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)智五「鳥の町壱(ひト)ちょぼづつに人だかり」
狂歌・巴人集(1784)「白魚のひとちょぼ一のあい手さへ よるの物とてよきめうとなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android