一本懸・一本掛(読み)いっぽんがかり

精選版 日本国語大辞典 「一本懸・一本掛」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐がかり【一本懸・一本掛】

〘名〙 蹴鞠(けまり)の庭には、四方カエデマツサクラヤナギ四本を植えてかかりとするが、それを略して、唯一本だけ植えること。
※遊庭秘抄(1360頃か)懸事「又一本がかりもあり。庭せばき所に一本植之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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