一文売(読み)いちもんうり

精選版 日本国語大辞典 「一文売」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐うり【一文売】

〘名〙 物品を一つ一文で売ること。また、そのもの。転じて、きわめて粗末で安価なもの。
浮世草子好色一代男(1682)四「或時は壱文売の長刀を削(けずり)、〈略〉けふまでは日をおくりぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android