一差・一指・一緡(読み)ひとさし

精選版 日本国語大辞典 「一差・一指・一緡」の意味・読み・例文・類語

ひと‐さし【一差・一指・一緡】

〘名〙
相撲将棋、舞などの一回、一番。
古事談(1212‐15頃)六「一差仕て見候はんとて、起走て隠所へ寄て」
② (「一緡」とも) 銭百文または千文の称。→緡(さし)緡(びん)
蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)正月一日「薄暮詣鹿苑。持以一繦

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android