一封（読み）いっぷう

精選版 日本国語大辞典

いっ‐ぷう【一封】

〘名〙 書状や包みなど一つ。「金一封」

※菅家文草（900頃）四・読家書有所歎「一封書到_レ自_二京都_一」

※読本・青砥藤綱摸稜案（1812）後「懐より一封(プウ)の艷簡(ふみ)をとり出し」 〔韓愈‐左遷至藍関示姪孫湘詩〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

いっ‐ぷう【一封】

１ 1通の封書。「一封の書状」
２ 金や目録などを入れて封をしたひと包み。「金一封」

出典　小学館

普及版 字通

【一封】いつぷう

封書。

字通「一」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」