一寸刻(読み)いっすんきざみ

精選版 日本国語大辞典 「一寸刻」の意味・読み・例文・類語

いっすん‐きざみ【一寸刻】

〘名〙 いっぺんに切ってしまわないで、少しずつ切ること。また、物事が少しずつ進行すること。
※十六歳の日記(1925)〈川端康成〉五月一五日「私の命を一寸刻みに捨てて行くやうにつらい」

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