一噌八郎右衛門(読み)いっそう はちろうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一噌八郎右衛門」の解説

一噌八郎右衛門 いっそう-はちろうえもん

?-1703 江戸時代前期の能役者笛方。
一噌流2代中村噌庵(そうあん)の末子。3代をつぐ。京都から江戸にうつり,天海につかえる。藤堂侯,水戸侯ら諸侯の邸に出入りし,のち水戸侯の推挙で将軍徳川家綱のお抱えとなり,一噌を姓とした。元禄(げんろく)16年3月26日死去。享年は80歳余という。京都出身。号は宗光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android