一合取っても武士は武士(読み)いちごうとってもぶしはぶし

精選版 日本国語大辞典 「一合取っても武士は武士」の意味・読み・例文・類語

いちごう【一合】 取(と)っても武士(ぶし)は武士(ぶし)

どんなにわずかな祿でも武士には武士の誇りと本分があり、町人百姓などとは違う。
※浄瑠璃・敵討襤褸錦(1736)中「一合取っても武士は武士、互に心耻合ひて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android