精選版 日本国語大辞典 「一口」の意味・読み・例文・類語
ひと‐くち【一口】
いっ‐こう【一口】
いっ‐く【一口】
ひとつ‐くち【一口】
いもあらい いもあらひ【一口】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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京都府南部、久世(くせ)郡久御山(くみやま)町の一地区。中世には芋洗と記された。干拓前の旧巨椋(おぐら)池の排水口に位置し、三方が沼に囲まれていたので、一口の字を用いたという。集落は旧巨椋池西岸の堤防の片側に東西に細長く並び、特色ある家並みを残している。かつては淡水漁業が盛んで、江戸時代には淀(よど)川一帯の漁業権を有していた。巨椋池排水幹線(前川)堤の両岸には200本のサクラ並木があり、開花時には花見の人でにぎわう。また、第二京阪道路巨椋池インターチェンジがある。
[織田武雄]
芋洗の初見は「吾妻鏡」承久三年(一二二一)六月七日条で
とあり、承久の乱に際し、幕府方の軍勢が配置されている。宝治元年(一二四七)に没した浄土宗西山派の祖証空の書状(年欠二月五日付、誓願寺文書)には
とみえる。また「平家物語」巻四(橋合戦)に、宇治橋での戦の時、平家の侍大将上総守忠清は大将軍平知盛に
と進言、これをうけた下野国住人足利又太郎忠綱が「淀・いもあらひ」へ向かうべく宇治川を渡河したことが記されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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