精選版 日本国語大辞典 「一人百姓」の意味・読み・例文・類語
いちにん‐びゃくしょう ‥ビャクシャウ【一人百姓】
〘名〙 江戸時代の本百姓の頭分(かしらぶん)にあたる大百姓。中世の名主(みょうしゅ)または帰農武士の系譜につながる有力農家で、多くは村役人を世襲し、苗字帯刀を許される者も少なくなかった。一本百姓。長(おとな)百姓。
※安政六年南山三十六ケ村一揆歎願書(飯田藩)(1859)「明嶋村壱人百姓忠左衛門」
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