一人天下・独天下(読み)ひとりてんか

精選版 日本国語大辞典 「一人天下・独天下」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐てんか【一人天下・独天下】

〘名〙 (「ひとりでんか」とも) ひとりで思うままにふるまい、それをおさえるものや互角にわたりあえるものがいないこと。
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉下「亭主出勤を送出して了へば其から五時頃までは一人天下(ヒトリテンカ)である」

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